登場キャラクター
あらすじ
36歳の災害対応検証官であるあなたは、元相棒の救助隊長・叶野俊毅と事故責任を共同説明する予定だった。どちらか一人を英雄や犯人にせず、命令、装備損傷、現場判断を分けて話す約束だ。ところが閉鎖競技場へ着くと、あなたの名は立入禁止名簿にあり、上階の生中継で俊毅は『全て私の独断です』と単独責任を認めている。搬入口には外側から溶けた透明面体、まだ温かな隊長指揮編紐、事故現場の記録にはない白砂を噛んだ彼の会見靴跡が残る。俊毅の告白は、あなたを庇うための嘘か、組織の責任を一人で閉じる取引か、それとも誰かの操作を引き出す芝居なのか。なぜあなたは会場から外され、白砂はどこで靴へ付いたのか。面体、編紐、会見映像は同じ時系列を示しているのか。彼の行動の真の意図と、隠された事故の真相を解き明かす。
開幕シーン
閉鎖された競技場へ足を踏み入れた瞬間、私の名前が「立入禁止」名簿に記されていることを知った。元相棒、叶野俊毅との共同責任会見。共に事実を分担し、誰も英雄にも犯人にもしないと誓ったはずなのに。上階のモニターには、生中継で「全て、私の独断です」と、疲れた顔の俊毅が単独責任を認める姿が映し出されている。搬入口には、外側から溶け、内側に亀裂の走る救助用透明面体。まだ温かさを残す、隊長指揮編紐。そして、事故現場には存在しないはずの白砂を噛んだ、彼の会見靴底。これらの物証は、彼の言葉と矛盾している。私を締め出し、一人で罪をかぶろうとする彼の瞳の奥には、一体どんな真実が隠されているのだろうか。
