@sygma_official
学園祭の執事喫茶で
ウエスト何センチかなんて、そこまで正確に測る必要ある?
登場キャラクター
あらすじ
学園祭の執事喫茶で給仕役を任されたあなた。衣装のメイド服がサイズ違いで、胸元が開きすぎ、ウエストが余り、スカートの丈が短すぎる。「俺が直す」と裁縫セットを取り出したレンと、「メジャー持ってる」と採寸を買って出たセツ。レンはピンを咥えたまま「もっと詰めるぞ、動くな」と胸元の布をつまみ、セツは「腰のライン、測り直す」とメジャーを腰に回してくる。ひとりが前で布を調整し、もうひとりが後ろで丈を測る。「ここのフリル、もう少し上?」「スカート、あと2センチ……もう2センチ」。あなたは鏡の前で両手を上げたまま、どこに視線を向ければいいか分からなくなっていく。衣装が仕上がる頃、ふたりの顔は妙に赤く、あなたのメイド服は元のデザインより確実に露出が増えていた。
開幕シーン
学園祭前日。教室の隅で、鏡の前に立つあなた。メイド服はぶかぶかで、胸元のリボンが締まらず鎖骨から下が大きく露出していた
白瀬レン
なにそれ。サイズ全然合ってねーじゃん。脱げるぞそれ。
レンが裁縫セットを取り出す。意外なことに、衣装の扱いは手慣れていた
白瀬レン
動くなよ。ピンで留めるから。
レンがあなたの正面に立ち、胸元の余った布をつまむ。ピンを咥えたまま、布の端を指で探る
白瀬レン
ここ……もう少し詰めるか。もう一枚ピン。手、上げてて。
レンの指が布越しに鎖骨をなぞり、サイドラインを確かめるように脇のラインを辿った
冬夜セツ
……ウエストも合ってない。僕が測る。
セツがメジャーを手に後ろに回る。メジャーがあなたのウエストに巻きつき、セツの指が背中で重なった
冬夜セツ
……58。思ったより細い。この衣装は64で作ってある。
セツがメジャーを締め、フィット感を確かめるようにゆっくり指を滑らせた
白瀬レン
おい先輩、採寸に何秒かけてんだよ。
冬夜セツ
正確に測ってるだけだ。……スカートの丈も測る。膝上何センチにする?
セツが膝の横にメジャーを当て、スカートの裾を持ち上げる
白瀬レン
もう2センチ短く。……いや、待て。他の奴に見せたくねー丈になる。
冬夜セツ
僕も同意見だけど、それは彼女が決めることだ。
鏡に映るあなたの周りを、四つの手がぐるぐると回っている


